さくらの山歯科クリニックブログ

2020年5月 9日 土曜日

歯痛の話

皆さま、こんにちは。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
今年はかつてないほど、街中が静まり返ったお休みとなりましたね。
今、世界中を震撼させている病気もそうですが、『痛み』は人に辛い思いしか与えません。
できれば、経験したくない・・・。

歯の痛みも同じです。

でも、あれ??なんか歯に違和感があるな。痛いかなと思っても、そのまま放置してしまうことも多いようです。

なぜ、歯医者に行くのがおっくうになるのでしょう?
無防備な体勢で、されるがままになる緊張感。
音が怖い。麻酔が苦手・・など、多少の痛みをそのままにしたくなるほどの不安やマイナスイメージが影響するかもしれません。


歯の痛みは、時と人を選びません。
歴史を振り返ると、歯痛と闘ってきた人たちの逸話が数多くあるんですよ。


英国のエリザベス1世は、昼夜を問わず、ひどい歯痛に悩まされたようです。
それから100年ほど後、フランスのルイ14世も人生の大半を歯痛に悩まされ、1685年には上の歯の左側を全部抜いたそうです。その歯痛は、政治上の良くない決定にまで影響を及ぼしたとも言われています。
時代は進み、アメリカのジョーシン・ワシントンも、22歳からほぼ毎年歯を抜き、1789年に米国初代大統領になった時には、歯はほとんど残っていなかったようです。彼は歯を失ったせいで見た目が悪くなり、入れ歯も合わなかったので、精神的な苦痛も味わいました。
1ドル紙幣の肖像画は、バネを使用した入れ歯が飛び出さないようにグッとくいしばり、険しい表情をしているとも言われています。
何とも痛ましいお話ですね・・・。

どれほどお金や立場があっても、歯科医の知識、技術、材料面でまだまだ十分な治療が受けられる時代ではなかったので、歯痛に伴う苦しみをただ我慢するしかありませんでした。
ひたすら我慢だなんて、辛すぎますよね・・・。




今はどうでしょうか。

虫歯や歯の痛みの原因への理解が深まり、治療法も確立され、痛みを和らげる局所麻酔や、使える歯科材料、薬剤、機材も豊富にあります。

歯痛を治し、歯をできるだけ失わないようにする。
当院も行なっている歯科治療の取り組みは当たり前のことではなく、現代治療の革新的な進歩なのだと、しみじみ感じます。
痛みに耐えた過去の偉人たちより、ずっと楽な気持ちで治療を受けられるありがたみを感じますね。


ホームページでも取り上げていますが、当院は痛みに伴う苦痛や不安を感じておられる患者さまに寄り添った治療や取り組みを心がけております。
生活習慣の見直しやメインテナンスにより痛みを予防したり、軽減することもできます。

まだ少し不安がありますか?

どうぞ安心して、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談くださいね。
スタッフ一同ご来院をお待ちしております。

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投稿者 さくらの山歯科クリニック

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