さくらの山歯科クリニックブログ
2021年12月 5日 日曜日
知覚過敏
こんにちは。
12月になり寒さが厳しくなってきましたね。
コロナも新たな変異株の感染のニュースが増えていますが、引き続き体調管理に気を付けて、元気に過ごして行きたいですね。
歯ブラシの毛先が触れた時や、冷たい飲み物を飲んだ時、風に当たった時などにキーンとしみたり、ピリッと痛みを感じることはありませんか?
虫歯などの病変が見られない場合は、知覚過敏の可能性があります。
歯の表層にあるエナメル質は、神経がないので痛みを感じることはありません。エナメル質の内部には象牙質があり、さらにその内部には歯髄(歯の神経)があります。
エナメル質が何らかの原因でなくなり、その下にある象牙質が露出することで、しみたり痛みを感じます。
⚫︎原因
・歯周病などにより歯肉が下がる
・歯の破折
・歯ぎしりくいしばりなどにより歯がすり減る
・間違ったブラッシング方法(強いブラッシングや硬すぎる歯ブラシなど)
・食べ物や飲み物に含まれる酸により歯が徐々に溶けてしまう
⚫︎治療方法
・知覚過敏用の歯磨き剤を使用する
・知覚過敏用の薬剤塗布
・コーティング材の塗布
・歯周病の治療
歯周病になると歯肉が下がったり、歯肉の炎症により歯肉
が引き締っていないことで象牙質が露出し、知覚過敏症状
が出やすくなる。
・レジン修復
プラスチックの樹脂を貼り、象牙質をカバーする。
・マウスピース作製
歯ぎしりくいしばりによる歯にかかるダメージを
軽減する。
・噛み合わせの調整
知覚過敏は、一時的にしみるのが特徴です。
ずっとしみていたりズキズキ痛む場合は、気付かない所に虫歯があるのかもしれません。
気になる症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。
投稿者 さくらの山歯科クリニック