さくらの山歯科クリニックブログ
2021年7月 4日 日曜日
虫歯の進行
こんにちは。
今年も半分が過ぎましたね。七夕ももうすぐです。
ジメジメした日が続いていますが...梅雨明けが楽しみですね。
虫歯予防デーは先月でしたが...
今回は虫歯の進行について少しお話したいと思います。
齲蝕(うしょく)とは虫歯のことで、専門用語で「カリエス」と言います。
頭文字をとって「C」と呼ばれます。
◎Co
要観察歯
歯の表面が溶かされて白濁していたり、薄い茶色になったりしている状態です。
この段階なら、歯磨きや歯質を強くするフッ素を使って虫歯予防を強化すれば「再石灰化」により、虫歯の進行を食い止めることができます。
◎C1
エナメル質に限定している虫歯。
歯の表面のエナメル質の範囲に、浅い穴ができている状態です。
痛みやしみるなどの症状はありません。
◎C2
象牙質まで進んだ虫歯。
虫歯が歯の表面を溶かし、中の方に進んでしまった状態です。
冷たい飲食物で、しみたり痛みを感じたりします。
◎C3
神経まで進んだ虫歯。
虫歯がさらに深くまで進み、神経まで達した状態です。表面の穴が大きくなくても、奥まで広がっていることも多いです。
激しい痛みが出たり、冷たい物だけでなく熱い物にもしみる症状が出ます。
◎C4
根だけ残った状態です。
神経が壊死し痛みはなくなりますが、根の先に膿が溜まることもあります。
歯を抜かなくてはならないことも多いです。
痛みなどの症状が出る前に処置することが大切です。
虫歯や歯周病の予防の為、当医院では患者様のお口の状態に合わせて1〜6ヶ月のメンテナンスをお勧めしております。
皆様のご来院を、スタッフ一同お待ちしております。
投稿者 さくらの山歯科クリニック