さくらの山歯科クリニックブログ
2021年5月23日 日曜日
歯並びが与える影響
こんにちは。
Gwも終わり、雨が続く季節になってきました。
気温の変化も大きく体調崩しやすくなっております。
皆様も十分な睡眠をとり体調には気を付けてください。
今回は歯並びについて、全身に及ぼす影響についてポイントでお話ししていきます。
歯並びや噛み合わせは、見た目の良し悪しだけでなく、それが原因で頭痛や肩こり、全身に影響が出る場合があります。
①歯
歯が重なっていると、歯ブラシがうまくいかなく歯垢、歯石が溜まり虫歯や歯周病といった病気にかかりやすくなります。
また、唾液には自浄作用がありますが、噛み合わせが悪く食べ物を良く噛めないことにより、
唾液の分泌量が下がり、歯の病気になりやすく、口臭の原因にもなります。
②発音
反対咬合(受け口)や開咬(前歯がかみ合わない)の場合、サ行やタ行の発音が不明確になります。
③全身
噛み合わせが悪いと無意識のうちに顎が不自然な動きをするので、顎や肩の筋肉に無理な力がかかります。
この周辺の筋肉が疲れると神経や血管を圧迫し、体の各部に悪影響を及ぼします。
頭痛や肩こり、胃腸障害等の原因になります。
④消化器官
噛み合わせが悪いと、良く噛み砕くことが出来なく、また唾液の分泌が悪くなり、消化しにくい状態で食べ物が胃におくられます。
その結果胃腸に負担がかかってしまいます。
➄顎
悪い姿勢や精神的なストレス、歯ぎしり、食いしばり、歯並びの悪さ等も顎関節症の原因の一つと考えられています。
噛み合わせが悪いと顎の関節に無理な力がかかります。
以上以外にも
不眠症、肥満、高血圧、仮性近視等の病気にもつながる事もあります。
歯並びや噛み合わせが綺麗なことが健康にもつながってきます。
矯正は簡単ではなく長い月日が必要になります。
ひどく悩んでる方がいましたら歯医者さんで一度相談してみてください。
当医院でも気軽にご相談ください。
皆様のご来院お待ちしております。

投稿者 さくらの山歯科クリニック