さくらの山歯科クリニックブログ
2021年3月 7日 日曜日
乳歯の生え変わり
みなさん、こんにちは!
あっという間に3月ですね。少しずつ暖かくなって春がもうすぐそこまで来てるって日々感じられますね。
あとは以前のような生活に早く戻ってくれればいいのですが...そこはもう少しの我慢ですね。
今回は乳歯についてお話します。
乳歯は生後6か月ごろから下の前歯(乳中切歯)から生え始め、3歳くらいまでには生え揃い、全部で20本になります。
上の歯が10本、下の歯が10本で乳歯が抜ける時期には個人差がありますが、一般的には6歳前後から12歳くらいまでに乳歯から永久歯へと生え変わります。
最初に下の前歯が抜けて永久歯へと生え変わり、ほぼ同時期に「6歳臼歯(きゅうし)」と呼ばれる奥歯の「大臼歯(だいきゅうし)」が生えるのが一般的です。
「大臼歯」は、乳歯がなく永久歯と生え変わる時期に初めて生えてきます。
乳歯が抜ける時期には個人差がありますが、一般的には6歳前後から12歳くらいまでに乳歯から永久歯へと生え変わります。
最初に下の前歯が抜けて永久歯へと生え変わり、ほぼ同時期に「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯の「大臼歯(だいきゅうし)」が生えるのが一般的です。
「大臼歯」は、乳歯がなく永久歯と生え変わる時期に初めて生えてきます。
14歳ごろには、親知らず以外の永久歯が全て生え揃います。
歯の生え変わりには、それぞれのスピードがあるため、多少遅くてもあまり心配はいりません。
ただし、右の犬歯は抜けたのに左は抜ける予兆がまったくないなど、左右の歯で生え方に大きな違いがある場合は、歯科医院でご相談ください。
●乳歯が抜ける時期
乳歯の生え変わりは下の前歯から始まるのが一般的です。
多くの場合、6歳頃にまず下の前歯が抜けて6歳臼歯、7歳を過ぎる頃には上の前歯が抜けて永久歯へ変わります。
8~9歳には、前歯から奥歯へ向けて順番に生え変わり、上下の奥歯は11歳頃です。
14歳頃までには、すべての歯が永久歯になります。
この乳歯が抜ける順番は、一般的な目安であり個人差があるため、生え変わりが順調であれば問題ありません。
なかなか生え変わらず心配していても、ある日突然乳歯がグラグラして、一度に2本抜けるというケースもあります。
そのため、あまり抜ける順番やタイミングに関して神経質に心配する必要はないでしょう。
【生え変わりで注意すること】
●乳歯が抜ける前に永久歯が生える
下の前歯でよく見られるトラブルですが、乳歯が抜ける前に永久歯が生えることがあります。
乳歯がしっかり生えているにもかかわらず、永久歯が生えてきた場合は歯科医院へ相談しましょう。
●乳歯が抜けない
思春期を過ぎ、大人になっても乳歯が抜けない現象を「大人乳歯」と呼びます。
歯の生え変わり時期を大きく過ぎても乳歯が抜けない場合、永久歯が作られていない可能性が高いでしょう。
いつまでも生え変わらない場合、レントゲン検査をしてみることをおすすめします。
●永久歯が生えてこない
乳歯が抜けたのに永久歯が生えないことがあります。
一般的に、乳歯が抜けてから永久歯が生えるまでは3カ月かかると言われており、あまりに遅い場合は歯科医院へ相談してみましょう。
このように、乳歯が生えてから永久歯に変わるまでの流れをご説明しました。
生え変わりの時期はプラークコントロールも難しく虫歯になりやすいので、フッ素塗布やシーラントなどの予防も行いながら定期的に歯科医院でケアすることをおすすめします。
お子様のお口の事で気になることがございましたら、歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。
当院スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。
投稿者 さくらの山歯科クリニック