さくらの山歯科クリニックブログ
2020年4月26日 日曜日
プラークコントロール
こんにちは。
コロナウィルスの影響で今年のゴールデンウィークは「ステイホーム週間・おうちにいましょう」と言われていますね。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
私は、連休中は普段なかなかできない家の片付け・断捨離をしようと思っています。
今回は、プラークコントロールについて少しお話します。
プラークコントロールとは、歯に付着したプラーク(歯垢)を少しでも少なくすることです。
歯ブラシ、デンタルフロスや歯間ブラシなどを用いて、歯と歯の間など磨きにくい部分に付着したプラークの量を減らすブラッシングの方法を身につけて、実践することです。
○プラークとは
プラークとは微生物(多種類の細菌)の固まりです。
歯の表面に付着した細菌によって構成されています。粘性の高い多糖体を持った物質で、そう簡単に除去することはできません。歯面に付着したプラークを放置していると、時間の経過とともに歯石へと変化していきます。
○むし歯になりやすい場所
むし歯になりやすい場所は、歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目・奥歯の噛み合わせ・奥歯の奥・歯並びの悪い所です。歯ブラシと一緒にデンタルフロス・歯間ブラシ・ワンタフトブラシを毎日習慣的に使用しましょう。
『歯間』のお掃除をしましょう!
歯ブラシを使って丁寧にブラッシングをしても、プラークは完全には取り除けません。歯間には毛先が届かないからです。この歯ブラシが届かない歯間の汚れが、むし歯や歯周病の原因になります。歯ブラシ+αのホームケアを実践していきましょう。
デンタルフロス
デンタルフロスは弾力のある細い繊維の束でできていて、歯間に入れてプラークを繊維の束で巻き取るように取り除きます。糸を指に巻き付けて使うタイプと、ホルダーに糸が付いているタイプがあります。
フロスをノコギリのように前後に動かしつつ歯と歯の隙間にゆっくり入れ、歯の丸みに沿わせて上下に動かします。
歯間ブラシ
太さに種類があるので、自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。鏡を見ながら、歯肉を傷つけないようにゆっくり挿入します。歯に沿わせて前後に2〜3回動かします。使用後は水洗してください。ブラシ部分の毛が乱れたり短くなったら交換しましょう。
ワンタフトブラシ
歯並びの悪い所や奥歯の奥や裏側など、普通の歯ブラシでは磨きにくい所におすすめのブラシです。
歯間は汚れをかき出すように上下に動かします。歯の根元の汚れには、歯と歯肉の境目をなぞるように動かします。
当院では、メンテナンス時や治療時に患者様に最適なアイテムやブラッシング方法をご提案させていただいております。使用方法など分からない場合には、気軽にスタッフにお問い合わせくださいね。
スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。
投稿者 さくらの山歯科クリニック