さくらの山歯科クリニックブログ
2018年3月 3日 土曜日
下顎第一大臼歯のCADCAM冠について[鶴ヶ島、若葉、川越の歯医者 さくらの山歯科クリニック]
3月になって急に暖かくなり、花粉症の方もそろそろ辛くなる時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
上下の小臼歯が保険で白く被せる(CADCAM冠)ようになってから数年経ちましたが、下顎第一大臼歯も保険で白く被せられるようになりました。
そのために条件があります。
まず①上下左右の第二大臼歯があること。
②左右の咬合支持があること。
③過度な咬合圧がかからないこと。
しっかり両側で咬む事ができ、強い力がかからないような症例でないとすぐ破折しまいます。
また適応外になる事もあります。
〇 上記の条件を満たさない場合
〇 維持を取るためにコア(土台)をFMC(銀歯)
の場合より多く切削する必要があります。
そのためコアが小さくなりすぎると維持が取りづらく、印象後CADCAM冠を装着後に脱離しやすくなってしまいます。
充分なクリアランスが必要になるため、ある程度の切削量を有する場合のみ適応されます。
〇 義歯の鉤歯になる場合
義歯の着脱の際に脱離しやすくなるため。
その他の注意点
〇 保険適応のため、保管中は2年間新製できません。
〇 FMCより高額になります。
いろんな条件がありますが、ぜひご相談ください。
皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。


投稿者 さくらの山歯科クリニック